WordPressプラグイン【Ad Inserter】は、ほぼ任意の場所にアドセンス広告を簡単に挿入できるプラグイン。
お使いのワードプレステーマではウィジェットでアドセンス広告が設置できない人やWP QUADSでエラーが出る人に特におすすめです。
Ad Inserterはこんな人におすすめ
- インフィード広告をプラグインで設置したい人
- アドセンスの自動広告を簡単に設定したい人
- 記事中に自動でアドセンス広告を表示させたい人
- h2見出しごとにアドセンス広告を表示させたい人
- おすすめアドセンスプラグインを探している人
- WP QUADSの代わりになるアドセンス用WPプラグインを探している人
Ad Inserterで設置できるアドセンス広告の種類
- 記事上
- 記事中
- 記事下
- インフィード広告
- 記事内広告
- 自動広告
アドセンス用ワードプレスプラグインといえば、
- Quick Adsense
- Adsense Manager
- WP QUADS
などありますが、自動広告にもインフィード広告にも対応していないんです。
Ad Inserter1つインストールすれば、ワードプレスブログのアドセンス設置は簡単です。
この記事でわかること
- Ad Inserterで記事中の任意の場所にアドセンス広告を設置する方法
- Ad Inserterでインフィード広告を設置する方法
- Ad Inserterで自動広告を設置する方法
- まるごとコピーで簡単!広告を設置するAd Inserter設定方法
- Ad InserterでWPプラグインWP QUADSと同じ位置に広告挿入するカスタマイズ方法
Ad Inserterで任意の場所にアドセンス広告を設置する方法
Ad Inserterの特徴や基本操作方法はこちらの記事を参考にしてください。
-
Ad Inserterの使い方&特徴を解説!WP QUADSで広告非表示エラーになる場合の代用におすすめ
WordPressプラグイン【Ad Inserter】の設定方法をどこよりも詳しく徹底解説しました! WP QUADエラ ...
続きを見る
Ad Inserterで広告の設置場所を設定するのは、【Automatic Insertion】で調整します。どこに広告を表示したいかで選ぶ項目が違うのでご希望の広告設置場所によって選んでください。
ココがポイント
Ad Inserterではデバイス別に広告表示ができるのでPCとスマホそれぞれの広告設定が可能です。その場合は、デバイス別に広告(Block)1、広告(Block)2とそれぞれ設定しましょう。
Ad Inserterでメニューバー直下にアドセンス広告を設置する方法
『Before Post=投稿の前』を選択
どこに表示される?
- メニューバーの下
- 投稿記事本体の上に広告表示(デザインによっては本文と別枠で広告表示)
おすすめのアドセンス広告種類
- レスポンシブ
- レクタングル指定のレスポンシブ
- 横長バナー
Ad Inserterで記事上にアドセンス広告を設置する方法
『Before Content=記事本文の前』
もしくは、
『Before Paragraph=段落の前』
どこに表示される?
- 記事タイトル下(Before Content)
- 投稿記事内の本文前(Before Paragraph)
おすすめのアドセンス広告種類
- レスポンシブ
- レクタングル指定のレスポンシブ
- レクタングル大(PCのみ)
Ad Inserterでモアタグ後(目次前)にアドセンス広告を設置する方法
Ad Inserterでは、
- モアタグ=続きを読む
- 目次の前
- 目次の後
を直接指定したアドセンス広告設置はできません。該当する「Automatic Insertion」項目がないんです。
しかし、モアタグあたりに広告を挿入する方法を見つけました!!
絶対に何が何でもモアタグの直後にアドセンス広告を挿入したい場合は、アドセンス用プラグイン『WP QUAD』がおすすめです。
Ad Inserterで記事中に複数のアドセンス広告を設置する方法
Ad Inserterで記事中にアドセンス広告を挿入するには
- 1記事を全体を100%として上から何%のあたりに広告表示
- 見出しの前で広告表示
2つの方法があるのでお好みでお選びください。
どこに表示される?
- 上からこのあたりと指定したアバウトな場所(%指定時)
- 指定した見出しの直前(見出し指定時)
- 複数広告挿入可能
『Before Paragraph=パラグラフ前』で「Paragraph(s)」で数字指定
Paragraph(s)に入れる数字で広告の表示場所を変えることができます。
【日本語概要】
- 空欄はすべてのパラグラフ
- 1、2,3などの整数=パラグラフの数
- 0=ランダムに表示
- 1=記事上
- 0~1の少数点=0.2なら全体の20%、0.5なら真ん中、0.9なら全体の90%(”上から数える”と”下から数える”を選択可)
「ブログ記事全体を100%として上から何パーセントの位置に広告を表示する」という指定
1記事を100%とすると上から何%のところに広告挿入という指定ができます。
小数点でParagraph(s)に指定します。「0.1,0,3」など半角数字、複数の場合はコンマで区切ります。
0.1=上から10%
0.2=上から20%という具合です。
「Counting」をクリックすると数え方の詳細設定ができます。
「From Top=上から」を指定します。
ココがポイント
指定するタグは「p」小文字
全体の上から20%と60%に広告を表示するという設定です。
さらに詳しく
「0.2,0.6,1」と1を加えると記事上に広告表示してくれます。「Before Content」に指定した時と同じ位置です。
Countingの設定で、何文字以上のパラグラフをカウントするなど細かく設定できるので、短すぎるパラグラフの場合には広告を入れないという設定ができます。
- Paragraph(s)=小数点の数字で記入
- Paragraphs with tags=小文字のp
- Minimum number of paragraphs=その記事内のパラグラフの最低数
- Minimum number of words in paragraphs above=パラグラフ内の最低文字数
おすすめのアドセンス広告種類
- レスポンシブ
- レクタングル指定のレスポンシブ
- レクタングル(大)
- 記事内広告
「何番目の見出しの直前に広告表示」という指定
h2見出しの直前にアドセンス広告を表示する設置方法です。h3でもお好みで設定できます。
整数でParagraph(s)に指定します。
1つ目の見出しの直前なら1
2つ目の見出しの直前なら2という具合です。
さらに詳しく
見出し前なら「Before Paragraph」、見出し後なら「After paragraph」をお好みで選択しましょう
「Counting」をクリックすると数え方の詳細設定ができます。
上からカウントする指定は不要。
ココがポイント
指定するタグは「h2」
Countingの設定で、何文字以上のパラグラフをカウントするなど細かく設定できるので、短すぎるパラグラフの場合には広告を入れないという設定ができます。
- Paragraph(s)=整数の数字で記入
- Paragraphs with tags=h2見出しならh2と記入
- Minimum number of paragraphs=その記事内のパラグラフの最低数
- Minimum number of words in paragraphs above=パラグラフ内の最低文字数
短いパラグラフだと広告同士が近くなるので「Minimum number of words in paragraphs above=パラグラフ内の最低文字数」に指定したほうがいいでしょう。
おすすめのアドセンス広告種類
- 記事内広告
- レスポンシブ
- レクタングル指定のレスポンシブ
- レクタングル(大)
Ad Inserterで記事下にアドセンス広告を設置する方法
『After Content=投稿の下』を選択
ただ単に、「After Content」だと記事本文の真下に表示ではなく、かなり下になるので位置確認して詳細設定しましょう。
具体的には、VA Social Buzzの「この記事が気に入ったらいいね!しよう」カードと記事下SNSボタンの間に表示されます。
どこに表示される?
- プラグインWordPress Related Postsの関連コンテンツ下
- プラグインVA Social Buzzで表示させた枠の下
- SNSシェアボタンの上
おすすめのアドセンス広告種類
- レスポンシブ
- レクタングル指定のレスポンシブ
- レクタングル(大)
Ad Inserterの広告表示を一時停止する方法
広告を個別に一時停止する方法は、右上の矢車アイコンの下にある二重線アイコンをクリックするだけです。
停止中はアイコンが赤くなります。もう一度クリックすると、一時停止が解除されます。
広告削除ではなく、ABテストしたい時など広告を一時的に表示させない設定として利用できます。
Ad Inserterでインフィード広告を設置する方法
インフィード広告はサイトのデザインのようになじむネイティブ広告です。フィードと呼ばれる場所に表示されるのが特徴です。
どこに表示される?
- フィード内コンテンツ間
- フィードの先頭
- フィードの末尾
- 記事一覧
- 人気記事一覧
- 関連記事一覧
- トップページ・アーカイブ・サイドバーなど
1.インフィード広告用広告コードを取得
2.広告コードをAd Inserterの②アドセンスコードを貼る位置に貼る
3.Automatic Insertionで「Between Posts」を選択
4.Homepageにチェックを入れる
5.フィードの何個目に広告表示するか設定
Misc→Filter→Filter Insertionsで設定。複数の場合は、整数でコンマで区切る。
「2,4」なら記事一覧の2番目と4番目にインフィード広告が挿入されます。
6.Diviceからどのデバイスからの閲覧で表示するか設定
PCならDesktop、スマホならPhone
これで完了です。
え?Ad Inserterでインフィード広告が表示されない?
ワードプレスのテーマ、テンプレートによっては、Ad Inserterで設定してもインフィード広告が表示されない場合があります。
その場合の対処方法は、
- ワードプレスのテンプレートファイルをカスタマイズする
- 最初からインフィード広告用のウィジェットが用意されているテーマに変更する
- 自動広告を設定しておく(最適な場所に配置されるのでフィードにも表示される可能性あり)
↓ウィジェットでインフィード広告を設置できるワードプレスのテーマ↓
AFFINGER5には、アドセンス用ウィジェットが充実!
AFFINGER5ウィジェットで設定
- Googleアドセンス用336px(A)→PC閲覧時のみ記事下1つ目
- Googleアドセンス用336px(B)→PC閲覧時のみ記事下2つ目
- Googleアドセンススマホ用300px→スマホ閲覧時のみ記事下1つ&サイドバー上1つ
- Googleインフィード広告→AFFINGER5管理→Google連携設定で設定が必要
Ad Inserterで自動広告を設置する方法
2018年2月から新しく導入された自動広告は、コードを追加するだけで自分のブログ内の最適場所に最適なタイミングで広告が自動で表示されるシステムです。
手動で挿入したアドセンス広告を併用することも可能です。
どこに表示される?
- Googleによって分析された最適な位置
- 表示する広告を好きに選べる
- オーバーレイ広告などの各広告の採用・不採用はURLごとに設定可
1.自動広告を設定する時は一番右の矢車アイコンから設定
2.「Header」の黒い枠に自動広告コードを貼る
Googleアナリティクスの解析タグなど<head> 内に設定するものは同じくここに貼ればOKです。
ココに注意
右の丸いボタンはHeaderのHTMLページにペーストしたコードを挿入することを有効化するボタンです。忘れずにクリックして緑色になっていることを確認!
え?Ad Inserterで自動広告が表示されない?
右の丸いボタンを押し忘れてない?
このボタンは、Headerに記載したコードをHTMLページに挿入することを可能にするボタンです。
【Ad Inserterで自動広告が表示されないセッティングエラー例】
「Save Setting」を押して設定保存をお忘れなく!
【千愛のAd Inserterカスタマイズ例】マネすれば任意の場所に簡単広告設置できるよ
Ad Inserterの設定は英語だし、説明すら難しい…そんなあなたもこのまま設定をマネしてください。
もともと私は、アドセンス用のWPプラグインはWP QUADSを愛用していましたが、WPテーマによってはWP QUADSがエラーで広告表示されないブログがあり、WP QUADSの代用になるアドセンス用プラグインを探していました。
WP QUADSでの記事上、モアタグ後、記事下の広告挿入位置が気に入っていたのでAd InserterでもWP QUADSと同じ位置に挿入させたかったんです。
記事上に広告設置例
ブログ記事本文の上に広告を挿入します。
Automatic Insertionで「Before Content」を選択
WP QUADSやQuick Adsenseなどで「Assign”Ad 1"to Beginning of Post」で記事上に広告を設置する場合と同じ位置に表示されます。
モアタグあたりに広告設置例
Ad Inserterでは、More tag(モアタグ)=続きを読むの後を直接指定してアドセンス広告を設置することができません。
詳細設定でモアタグあたり(←アバウトな位置)にアドセンス広告を挿入するカスタマイズを研究しました。
- Automatic Insertionで「Before Paragraph」を選択
- CountingでParagraph(s)に”0.1”と記入=上から10%
- タグは小文字p指定
ココに注意
序文(本文書き出し~モアタグまで)を300文字くらいで書くと想定して10%をしているので自分の序文の長さに合わせてカスタマイズしてください。500文字くらいなら0.15など小数点第2位で調節しよう!
目次後あたりに広告設置例
プラグインTOC(Tabel of Contents)でブログに目次を導入している人も多いと思います。
その目次の直後にアドセンス広告を挿入する方法です。1つ目のh2見出し前に広告設置という設定です。
- Automatic Insertionで「Before Paragraph」を選択
- CountingでParagraph(s)に”1”と記入
- タグはh2指定=h2見出し
h2見出し前に広告設置例
h2見出しの前に複数の広告を設置するカスタマイズ方法です。
ブログの文章が3000文字以上の長い記事を書く人におすすめ!
h2見出し前に広告を表示させると記事中への広告表示がしっかり対応できますね。
- Automatic Insertionで「Before Paragraph」を選択
- Countingでタグをh2で指定
- Paragraph(s)に2,3,4と指定=2,3,4つ目の見出し前設定(1は記入しない)
- パラグラフ内の最低文字数を任意の数字で指定
ココがポイント
Paragraph(s)では1を記入しないのは、1を指定すると記事上に広告が表示されるからです。
ココに注意
1つの見出しごとの文字数が短いと広告の間隔が近くなのであまりに短いパラグラフのh2見出し前には広告表示させないように「パラグラフ内の最低文字数」を設定しましょう。
記事下に広告設置方法
WPアドセンス用プラグインのWP QUADS、Quick Adsense、Adsense Managerなどで「Assign ”Ad1" right before the last Paragraph
」を利用して記事下設置している場合とほぼ同じ場所に表示されます。
記事本文直下で関連コンテンツ前に表示されるようにカスタマイズしました。
- Automatic Insertionで「After paragraph」を選択
- Paragraph(s)は”0.99”と記入
ワードプレスのテーマやテンプレート、SNSボタンの位置によって微妙に表示位置が違うかもしれませんので、Paragraph(s)の数字を微調整してお使いのWPテーマに合わせてくださいね。
サイドバーに設置方法
サイドバーにAd Inserterのウィジェットを作成して広告を配置する方法です。
ウィジェットの設定をもっと詳しく知りたいならこちらの記事をご参照ください。
-
Ad Inserterの使い方&特徴を解説!WP QUADSで広告非表示エラーになる場合の代用におすすめ
WordPressプラグイン【Ad Inserter】の設定方法をどこよりも詳しく徹底解説しました! WP QUADエラ ...
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- Automatic Insertionで「Disabled」を選択
- ManualでWidgetにチェックを入れる
- WP管理画面→外観→ウィジェットでサイドバーに設置
- 広告コードをウィジェット内にペースト
千愛が採用しているAd Inserter設定はコレ!
私がAd Inserterでどの設定を使っているのかというと…
上述した
- 記事上
- モアタグあたり
- h2見出し2,3,4つ目
- 記事下1つ
をすべて採用しています。
さらに収益化できる関連コンテンツを記事下に配置しています。
AFFINGER5なら全部プラグインなしで出来るんです…
プラグイン【Ad Inserter】はこれ1つで
- 記事上
- 記事中
- 見出しごと
- 記事下
- サイドバー広告
- インフィード広告
- 自動広告
- ヘッダー
- フッター
上記の任意の位置に広告が設定できます。
スマホだけ、PCだけのデバイス別設定も詳細設定から可能です。
実は、ワードプレステーマAFFINGER5はプラグインなしでAd Inserterと同じ下記の設定が可能なんです。
- 記事上
- 記事中
- 見出しごと
- 記事下
- サイドバー広告
- インフィード広告
- 自動広告
- スクロール広告
- ヘッダー
- フッター
AFFINGER5のウィジェット
AFFINGER5(WING)で記事下広告&インフィード広告設置
インフィード広告は2ステップで設定。
①インフィード広告用ウィジェットにアドセンス広告コードを貼る
②テーマ管理=AFFINGER5管理→「Google連携/広告」→インフィード広告の設定
AFFINGER5で設定できるインフィード広告の位置
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AFFINGER5(WING)でPC用記事上広告&スマホ用設置
AFFINGER5で自動広告設定
Google自動広告の設定画面で自動広告コードを貼るだけ!
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AFFINGER5で見出し前に広告設定
見出し前に2種類の広告を貼り分けることができます。
h2見出しまたは、h3見出しを設定可能。
Ad Inserterで出来てAFFINGER5で出来ないこと
Ad InserterではNG
- パラグラフの前後を指定して広告設置
- 記事内の%指定で広告設置
- コメント間の広告設置
- コメント前後の広告設置
- タブレット指定のデバイス設定(AFFINGER5はPC&スマホのみ)
確かにAd Inserterは細かい広告設定ができるプラグインですが、プラグインなしでここまで広告が設置できるAFFINGER5はやっぱりすごいです。
Ad Inserterは英語説明だし、日本語で簡単にサクッとアドセンス広告をブログに設置したいならWPテーマをAFFINGER5にするといいですよ。
まとめ
この記事のまとめ
- Ad Inserterは記事上・記事中・記事下などほぼ任意の場所に広告設置可能
- Ad Inserterは記事中に上から何%の場所に広告挿入ができる
- Ad Inserterはインフィード広告の設定できないテーマには有効ではない
- Ad Inserterは自動広告挿入が簡単
- AFFINGER5はプラグインなしでほぼAd Inserter同様に広告設置できる
Ad Inserterは広告用のウィジェットがあまり充実していないワードプレステーマで大活躍します!
1つで何役もこなせるまさに神プラグイン。
でも、もしこれから新規でアドセンスブログを立ち上げるならAFFINGER5をテーマに選ぶことをおすすめしますね。
私は、初心者こそAFFINGER5(WING)がいいと思います。